失敗1:勢いで退職してから探し始める
嫌なことがあった翌日に退職届——気持ちはわかりますが、これが最も後悔につながりやすいパターンです。収入が途切れると焦りが生まれ、「早く決めたい」が「どこでもいい」に変わっていきます。
回避法:退職は内定が出てから。どうしても心身が限界の場合を除き、在職中に転職活動を進めましょう。

失敗2:転職の軸を決めずに応募する
「今の会社が嫌」という理由だけで動くと、判断基準がないまま目についた求人に応募し、同じ不満を持つ会社を選んでしまいがちです。
回避法:「次の会社で絶対に手に入れたいもの」を2つまでに絞って言語化しましょう。年収・仕事内容・働き方・人間関係——全部を満たす会社はありません。優先順位が武器になります。
失敗3:年収の数字だけで会社を選ぶ
提示年収が今より50万円高くても、みなし残業45時間込みなら実質的な時給は下がっているかもしれません。また、初年度年収が高くても昇給がほぼない会社も存在します。
回避法:「みなし残業の有無と時間」「賞与の実績」「モデル年収カーブ」の3点を必ず確認しましょう。エージェント経由なら聞きにくいことも代わりに確認してもらえます。
失敗4:最初に内定が出た1社で即決する
初めての内定は嬉しいものですが、比較対象がないまま決めると「本当にここでよかったのか」が一生わかりません。
回避法:可能な限り2社以上の選考を並行して進め、比較して選びましょう。内定の回答期限は交渉で1週間程度延ばせるケースが多いです。
失敗5:情報収集を口コミだけに頼る
口コミサイトは参考になりますが、書き込むのは不満を持って辞めた人に偏りがちです。逆に、企業の採用ページは良いことしか書いてありません。
回避法:「口コミ」「求人票」「面接で自分が受けた印象」「エージェントの内部情報」の4つを突き合わせて判断しましょう。1つの情報源だけで決めないことが大切です。
まとめ
5つの失敗に共通するのは「焦り」と「情報不足」です。在職中に、軸を決めて、比較しながら進める——この3つを守るだけで、転職の失敗確率は大きく下がります。まずは自分の市場価値を知って、焦らず進められる状態をつくりましょう。

